給湯器の取り付けでやることが必要なことを簡単に紹介します。まずは給湯器メーカー・タイプの検討と注文となりますが、家族が増えたなどの事情があるならエコタイプの給湯器を選ぶ、追い炊き機能を付加するといった検討が必要です。具体的にこの機種が家庭に取り付けられるかどうか?ということはわからないと思うので、必要な機能や給湯能力を給湯器販売専門店に伝えるといいでしょう。給湯器の具体的な機種選定と提案はお店のやることです。
現在の給湯器タイプのままでいいなら、お店に現在の給湯器のメーカーと機種を伝えると適合する機種のアドバイスをもらえるでしょう。集合住宅用、一戸建て(屋内・屋外)用とご自宅に合った給湯器を取り付けてくれるので助かります。
給湯器の設置交換工事の前には販売店のスタッフが家庭の給湯器設置個所を実際に見て、注文された給湯器を設置できるかどうか確認します。追い炊きタイプなどを注文された場合には、設置のための追加工事が必要かどうかも確認します。その後、具体的な見積もりを提案してもらうことになります。
この際、お客様のほうではしっかりと見積もりの内容を確認することが大切です。給湯器の本体価格に工事価格、保証にかかる費用の合計がいくらになっているか、よく確認しましょう。本体価格が安くても工事費用などがかかると、結構な出費となることもあります。必ず見積もりに納得してから工事に入ってもらうようにしてください。書面で見積もりをもらうということも大切です。
給湯器の施工工事はそれほど時間がかかるものではありません。給湯専用タイプを交換するのであれば、古い機種を取り外してから新しい機種を設置、ちゃんとお湯が出るかどうかの説明まで30分くらいで終わるということもあります。お客様立ち合いでお湯が出るかどうかのテスト、簡単な使い方の説明、注意事項の確認などで工事終了です。
工事終了の際には、何かあった時の連絡先をしっかりと聞いておきましょう。また、保証についての説明もしっかりと聞いておきましょう。
工事自体はそれほど時間がかかりませんが、見積もりなどのためにある程度時間がかかるのがガス給湯器の取り換えです。動作がおかしくなった時は、本格的に使えなくなる前に早めに相談をしてください。